おはようございます。
今、これを書いているのは朝7:00。
実はお店を開ける前から(5:30・・)ノートPCを開いて
さて今日は何を書いてみようかなと
意気込んでみたのですが、
何も浮かばない日というのは、
本当に何も出ないですね!(ぴえん)←おじさんの背伸び)
さてここで考えてみます。
気分が乗る、乗らないの違いはなんなのでしょうか。
要因は色々あるとは思いますが。
自律神経のバランスも大きな要素かなと思います。
血流もあるでしょうか。
「やってやるぞ」と頭に血が上っている時ほど、
意外に筆が進まないものです。
「頭寒足熱」という言葉がありますね。
頭は冷えていて、足が暖かい様。健康に良い状態という意味です。
夏目漱石の”吾輩は猫である”にも
「頭寒足熱は延命息災の徴と傷寒論にも出ている-」
というくだりがあるくらい、一般的な慣用句んではないでしょうか。
ちなみに、傷寒論とは中国に昔から伝わる医学書です。
原典は3世紀に書かれたと言われているので、
1700年前から「頭寒足熱」は重要視されているわけです。
さて、自律神経と免疫学で有名な福田稔先生は著書で、
頭寒足熱ならぬ「頭熱足寒」が不健康の状態と云っています。
ここからは著書を引用していきしょう。
なぜ、頭が熱くなり、足がひえるのか。
それは首や骨盤などで血液が停滞し、
うまく流れなくなっているからです。
そのため、頭には血液が集中しているのに、
足、そして手などの末端部分には血液がいかず、
冷えてしまうのです。
(引用 マキノ出版 免疫を高めると病気は勝手に治る)
私も仕事柄、いろいろな方の体温を計測します。
確かに首や腰にこりがある方ほど、
首から上は熱いのに、手足の温度は極端に低いということは良くありますし、
女性でちょっとした不調をお持ちの方に多い傾向かなと思っています(あくまで所感ですが)。
さて陶板浴に通って、凝りが解消されてくると
温度のバランスも整う方も多いですが、
今日お伝えしたいのはいつでも自分でできるセルフケアです。
それは、「爪揉み」です。
名前くらいは聞いたことがあるでしょうか。
再び福田先生の著書から引用します。
爪の生え際には、神経繊維が密集しています。
爪もみを行うと、その刺激が瞬時に自律神経に伝わり、
結構が改善し、体はどんどん「頭寒足熱」状態に近づいていきます。
- 刺激のやり方
- 1)両手の爪の生えぎわを、反対側の手の親指と人差し指で、両側からつまみ、押し揉みする。
- 2)両手の五本の指を、10秒づつ刺激する。
- 注意する点(抜粋)
- 爪もみを開始すると一時的に痛みや症状が出ることがある
- 薬指単独で刺激しない
- 医師や歯科医、鍼灸師から指導を受けている人は、その指示に従う
- 根気よく続ける
(引用 マキノ出版 免疫を高めると病気は勝手に治る)
以上が爪もみのやり方です。
東洋医学の観点では、指はそれぞれ症状や体の部位と関連性があると言われています。
(例えば、胃が気になる人は人差し指 など)
より詳しく指との相関や爪もみのやり方を知りたい方は、
お店で資料がたくさんあるので、ぜひフロントスタッフにお声がけくださいね。
竹屋陶板浴(産業カウンセラー)宇野武
