がんの治療に際して、なぜ知識を増やす必要があるのでしょうか

年が明けましたね。
令和も3年になりました。
本年もよろしくお願いいたします。

竹屋陶板浴では
がんの方のサポートの一環として学習会をしています。

通称「たんぽぽの会」というこの会は、
毎月一回、定期的に開催している、
竹屋陶板浴の名物企画です。
もう10年以上続けています。

テーマは毎回違います
参考までに、
以下は最近の交流会のテーマを抜粋したものです。

・解糖系とミトコンドリア系の話(がんの発生のメカニズム)
・自律神経
・免疫力
・化学物質と経皮毒
・食養生と添加物
・血液検査の見方
・電磁波
・心と身体と免疫力
・温熱と抗酸化と免疫
・治った人の体験談

本当にいろいろやっていますね!(自画自賛!)。

専門知識や資格のあるスタッフや専門家の先生をお招きしながら、
病院やインターネットだけではなかなか知り得ない分野を
みんなで学んでいきます。

直接治療法に関わることというよりは、
心身の土台づくりに関するテーマがほとんどです。

さて、
なぜ知識を増やす必要があるのでしょうか。

かかりつけのドクターのいうことだけを聞いていればいいんじゃない
という方もいらっしゃるでしょう。

結果が出ているのであれば、
もちろんそれで良いと思います。

がんの方のサポートをはじめて15年。

私たちは、がんを克服する身体づくり必要なについては
みんなそれぞれだということを痛感しています。

同じ治療や療法、身体づくり、カウンセリング に至るまで
結果のでている方とでていない方がいるわけです。

そこで誰かの云われるがままにひとつの選択しかできなのと、
複数の選択肢から、自分に合うものを選ぶのでは雲泥の差です。


例えば、食事療法です。

がんの方の食事療法というと、
古来から伝わる日本食を推奨している方もいるし
ゲルソン療法を代表とした玄米菜食を推奨されているお医者さんもいる一方で、
肉食(ケトン食)で治療をしている方もいます。

本当に千差万別なんです。
指導する方によってここまで方向性が違うのです。

誰にでもあう最高の食事療法はおそらくありません。
自分にぴったり合ったものを選べるかどうか。

知らないと選択肢はひとつですが、
知った瞬間に選択肢は広がります。

知識が入った瞬間に未来への選択肢はどんどん増えていきます。

なによりも、
増えた選択肢の中から自分で考えて(または自分で感じて)選ぶということ、
そのプロセスが、
受身ではなく自立した姿勢で自分の体をケアすることに
つながるのではないでしょうか。

ぜひ能動的な治療の一つのきっかけとして
いろいろな知識や知見に触れてみてくださいね。


情報に触れる際は、
ネットは知識を知る切っ掛け程度にして鵜呑みにせず、
書籍や講演会、対面で聞く体験談など
一次情報に触れることを意識されてみてくださいね。
(とネット上で書いてみる。。)

竹屋陶板浴(産業カウンセラー) 宇野 武

※たんぽぽの会は竹屋陶板浴の利用者向けの会です。
他の施設利用者や同業他社の方など無関係と判断した方の参加は、
場の空気作りや参加者のプライバシー保護などの観点からお断りしております。
ご理解のほど、よろしくお願いいたします。

※竹屋陶板浴では治療法や思想などを強制することはありません。お客様同士でもお互いの意見を尊重していただければと思っています。ご協力お願いいたします。