
「身体の温め方」というと、
皆さん何を思い浮かべるでしょうか?
温泉やサウナ、陶板浴など施設に通うことでしょうか。
それともふかふかのセーターやダウンジャケットなど衣服で温めることでしょうか。
温め方にはいろいろありますが、
今日はその中でも、
とてもコストパフォーマンスの高い
「湯たんぽ」についてお話ししようと思います。
みなさん、湯たんぽ使っていますか?
湯たんぽは、容器の中にお湯を入れて暖を取る
古くからある温熱器です。
似たような携帯型温熱器だと、
・カイロ
・電気アンカ
・充電式タイプ(最近ではモバイルバッテリーと兼用の物もありますね)
などなど、多様性がありますね。
電源やUSBで簡単に温めることができるんだから、
わざわざお湯を沸かして、湯たんぽ使わなくてもいいんじゃない
という声が聞こえてきそうですね。
しかし今日、ここで声を大にしてお伝えしたいのは、
お湯の熱量はすごい!
ということです(力説)
1)冷えの解消におすすめ、湯たんぽの熱量の話
専門家の先生の話を引用しましょう。
著者の斑目先生は
ドクターとして、自律神経のバラ ンスを整えることを人の自然治癒力を引き出す治療をされている先生です。
熱の話で言えば、湯たんぽの熱容量は、
ほかの暖房器具と比べてもずば抜けて高いのです。
標準的な湯たんぽは100度の熱湯を入れて使うと13万カロリーもの熱量量を発生します。
電気毛布では1時間あたりわずか4万7000カロリーにしかなりません。
(引用 だいわ文庫 斑目建夫著 免疫力アップ!「湯たんぽ」で「冷え性」が治る)
この圧倒的熱量たるや、ですね。
しかし数値で比較してもピンとこない方も多いのでしょう。
ぜひ実際に電気カーペットや充電式タイプの温熱器具と
湯たんぽで比べてみてください。
実際に布団の中に入れて比べてみると
温かさはもとより、熱の質の違い、さらには睡眠の質の違いもわかるかもしれません。
自然のお湯ならではの、ぬくぬくと優しく温まる感じこそ、
湯たんぽの力を象徴しているように感じますね。
2)寝る時だけじゃない、ここを温めて免疫アップ!
湯たんぽを当てるところは、既にお話ししましたが、
お腹、お尻、太ももなど、大きな筋肉があるところです。
足先が冷えるからといって足先に湯たんぽを当ていても、なかなか温まりません。
(引用 だいわ文庫 斑目建夫著 免疫力アップ!「湯たんぽ」で「冷え性」が治る)
寒い日や足に冷えを感じている時は、
ついつい指先を温めてしまいますが、
指先よりも太もも・お尻・お腹のほうが全身から温まるので、
体温の上がり方が違います。
これもぜひ実際にご自身で試してみてください。
ちなみに私が湯たんぽを使うときに注意していることは、
湯たんぽの熱と、自分の冷えを感じながら、
冷えが解消されたら次の場所へ湯たんぽを移動させることを意識しています。
時間ではなく、自分の感覚を大切にすることで、
よりリラックスして温めることができますよ。
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